「恋愛」の目的

戦後、とくに一九六 0年代あたりから急速に性愛の規範がゆるんできて、前に性行為に及ぶことも増えてきたし、現在では女性のほうから積極的にアプローチするのも当たり前になった。あるいは、らセックスを行うというパターンだけでなく、互いのセックスがきっかけで、友情の延長線上に「恋愛関係」が生まれることもありえるようになった。
そうした状況に対して、最近の若者の性が乱れている、と非難してもしかたない。
何度も繰り返すように、性愛のありょうは、時代、あるいは社会によってさまざまだ。
結婚前にで、相性ピッタリの相手を見つければ結婚生活の苦労はもっと減るだろう。

現在の「恋愛」が乱れているのではなく、そのようになっている、としかいいようがない面がある。
だから、キミがどのような「恋愛」をしても問題はない。古式ゆかしいやり方にのっとってつき合っていくのもいいし、からだの関係からはじまるようなことがあってはいけない、とはいわない。-,、-できることならセックスは中学、高校時代にはしないでおくにかぎる、というのがこの本のメッセージではある。しかし何が正しい「恋愛」かは、最終的には、キミ自身と、つき合う相手が考える事柄だろう。
ところで、「恋愛」の目的はどこにあるのだろうか。
かつてなら、結婚することによって「恋愛」は成就すると考えられてきた。しかし、最近では「恋愛」と結婚はどうも違うもののようだとみんな認識しはじめている。
ここで改めて、「恋愛」と結婚について述べよう。前に、「恋愛感情」の中には重要な要素として「ときめき」が入っているが、それは日々の繰り返しの中では色あせてしまうと話した。
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